食欲抑制剤にはサノレックスという商品もあるが禁止ではないの?

食抑制剤は禁止されていないの?

食抑制剤は禁止されていないの?

結論から言えば、国内での食欲抑制剤の販売や製造は1種類を除いて禁止されています。通販からの購入等を介した流通も、行う事が出来ません。

唯一国内で合法的に入手可能なのはサノレックスと呼ばれる薬剤で、厚生労働省の認可が下りている事から医師による処方に沿っての購入が可能です。但し、これを可能とする条件はかなり限局されたものとなっています。

具体的にはBMI35以上の高度肥満者のみを対象としており、既往症の有無によっても制限が加えられます。その理由は主成分に脳や自律神経に直接作用する性質がある事から、依存性や重篤な副作用リスクが高い為です。

他の薬剤が禁止されている事に鑑みても、基本的に食欲抑制剤の扱いについては否定的な流れにある事が見て取れると同時に、扱いの難しい薬剤として医学的に捉えられている事が見て取れます。

ですので他の薬剤や処方箋が出ないケースでどうしても入手したいとなると、個人輸入を介しての自己責任という事になります。食欲抑制剤は麻薬・覚せい剤成分には該当しないものが多いので、一応は合法的に入手が可能です。

ですが全般に神経系への作用・循環器系への影響といった副作用リスクが多い薬剤が多く、海外では服用による死亡事例が見られるものもあります。

個人輸入品を取り扱う事業者にもこうした傾向は反映されており、比較的取り扱い事業者は少なめとなっており、購入依頼先を選ぶ必要のある薬剤となります。

販売を行っている事業者であっても、単なるダイエット目的であれば脂肪吸収抑制剤といった別系統の薬剤の方を薦めているケースが多いです。これには取り扱いの少なさから、比較的価格が高めで推移しがちになるといった事情も反映されています。

また減量の成果が謳われているケースが見られますが、こうした成果には食欲抑制剤の使用と同時に行った生活改善等の結果が盛り込まれている事が多いです。

高度な肥満・過体重で使用されるケースが多い点を鑑みると、減量の値が大きいからといってその効果を一概に鵜呑みに出来ないという側面もあります。

こうした点も踏まえて、合法的な入手が可能とは言えども服用に関しては自己責任になるケースが多いのが食欲抑制剤です。副作用発生時の対処も自己責任となる事から、利用については慎重を期す事が求められます。

また如何なる場合でも、他人への譲渡は禁止されている流通に該当する可能性が高く、厳に慎むべきと言えます。